
任意接種
※下記のワクチンのうち、
おたふくかぜワクチン以外の任意接種を希望の場合は
事前の電話または窓口での予約が必要となります。
おたふくかぜワクチン
おすすめスケジュール
合計2回の接種が推奨されています。1回接種のみでは予防効果は十分ではなく、このワクチンを定期接種に導入している国の多くは2回接種をしています。日本小児科学会では1回目を1歳になったら早めに、2回目を小学校入学前の1年間に接種することを推奨しています。
予防できる疾患
おたふくかぜ
発熱と唾液腺の腫れ・痛みを主症状とする病気です。髄膜炎や脳炎といった重篤な合併症を時に起こします。また1000人に1人程度の割合ですが難聴を起こすこともあります。
インフルエンザワクチン
おすすめスケジュール
ワクチン接種による予防効果が出るまでに2週間程度必要と言われているので、毎年流行のはじまる前の10月末や11月から接種をはじめるのが望ましいです。生後6ヶ月から接種が可能で、13歳未満の方は2〜4週間あけて2回、13歳以上の方は1回接種します。
予防できる疾患
インフルエンザ
三種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳)
おすすめスケジュール
定期接種の四種混合ワクチンを接種し獲得した免疫も時間の経過とともにだんだん少なくなっていくことがわかっています。百日咳に関しては小学校入学前にはかなり免疫力が低下します。そのため、下記の2つのいずれかで百日咳に対する免疫力を上げることが推奨されています。
- 百日咳の免疫力が低下する小学校入学前に麻疹風疹ワクチンの2回目と一緒に三種混合ワクチンを接種する
- 11歳で定期接種の二種混合ワクチンの代わりに任意接種で三種混合ワクチンを接種する
予防できる疾患
ジフテリア、破傷風、百日咳
不活化ポリオワクチン
おすすめスケジュール
定期接種の四種混合ワクチンを接種し獲得した免疫も時間の経過とともにだんだん少なくなっていくことがわかっています。学童期以降のポリオ予防目的に5歳以上7歳未満で不活化ポリオワクチンの接種をおすすめしています。当院では麻疹風疹ワクチンの2回目と一緒に接種するのがおすすめしています。
予防できる疾患
学童期以降のポリオ
A型肝炎ワクチン
おすすめスケジュール
海外渡航前の接種をおすすめします。
0歳から接種可能ですが、世界的には1歳以上で接種が推奨されます。合計で3回の接種となります。1回目の接種の後、2〜4週間後に2回目の接種、そして1回目の接種から6ヶ月後にさらに1回の追加接種を行います。2回の接種を完了すれば、発病を予防できる一定の免疫がつき、3回目の追加接種で免疫はより強くなります。
0歳から接種可能ですが、世界的には1歳以上で接種が推奨されます。合計で3回の接種となります。1回目の接種の後、2〜4週間後に2回目の接種、そして1回目の接種から6ヶ月後にさらに1回の追加接種を行います。2回の接種を完了すれば、発病を予防できる一定の免疫がつき、3回目の追加接種で免疫はより強くなります。
予防できる疾患
A型肝炎
狂犬病ワクチン
おすすめスケジュール
海外渡航前の接種をおすすめします。
初回接種を行ったあと、7日後に2回目の接種、21日後あるいは28日後に3回目の接種を行います。
初回接種を行ったあと、7日後に2回目の接種、21日後あるいは28日後に3回目の接種を行います。
予防できる疾患
狂犬病
日本国内では狂犬病の発生はありませんが、世界的には途上国や欧米の先進国を含む多くの国で発生しています。発病するとほぼ100%の人が死亡する大変怖い病気です。
髄膜炎菌ワクチン
標準的なスケジュール
髄膜炎菌感染症流行地域へ渡航する方や、学校の寮などで集団生活する方に接種をおすすめします。2歳以上56歳未満の方へ1回接種します
予防できる疾患
髄膜炎菌感染症